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折角帰省したので、母親に頼んで父方の祖母の家まで連れて行ってもらった。車で一時間かかる遠方にある。齢八十と少しの祖母なのだが、とても元気にしていた。「くまのプーさん」を「くまのポンさん」と言ったりする祖母。ポンさんて。今日は「キャンパス」を「キャンバス」って、「バ」をハッキリと言ってた。キャンバスは絵を描くやつだ。老人の面白さに敵うものはないって言ってたの誰だったかな。

帰り道に本屋に寄ってもらった。探していた尾崎放哉の本は無かった。自由律俳句に嵌ったので読みたかった。自由律俳句は言葉遊びの面白さが凝縮されていて楽しい。でも田舎の本屋はある意味期待を裏切らなかった。あぁ、新宿のブックファーストへ行きたい。田舎者が都会にかぶれてしまった。

帰宅して、星野源の新曲「恋」が昨日初解禁だったので、ラジオを録音してたものを聴いた。スローテンポを予想していたので、アップテンポで良い意味で裏切られた。良い曲だった。イントロのヘロヘロ鳴ってる楽器の名前が気になる。和楽器みたいな音。星野源を聴き始めた中三の自分に聴かせてやりたい、イントロで星野源だとは思わないだろう。驚くだろう。

和楽器と言えば、もう十年前位の曲だけど、MONKEY MAJIK「Change」は恐ろしく格好いい。頭1分弱が三味線。そこから吉田兄弟の三味線と、ギター、その他の楽器隊が絡み合う。歌詞は英詞。余りに格好いいので、カラオケで入れてみたことがあるが、途中の英詞のラップで崩壊。完全に言語を超越した言葉で歌っていた。イントロで「格好いい!」と言っていた友達は、ラップの時にはもうゲラゲラ笑っていた。英詞は聴くものだなと思った。少なくとも僕の英語発音レベルなら。

 

「TAKATANTAN!!! SWEET SOUND OF THE SHAMISEN」-Change/MONKEY MAJIK