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星野源の「恋」が買いたかったのだけれど、CDショップが近くになくてオロオロしていた。しかし、こじんまりとした店だがCDショップがあったのを思い出した。その店へ大学からの帰り道に寄ってみた。

「恋」は新着の所に置いてあって、手に取って、店主の女性の方に渡した。渡したCDを見て「これ、人気あるねぇ〜」と言われ、「そうですね、色んな世代に人気有りますね」と返すと、「ここに来たのは初めて?」と言われた。「家近所なんですけど、初めてきました」と返した。「この店○○とかも来てるのよ」と言われて、有名人の方の名前を出されたのだけれど、全く分からず狼狽しながら「すいません、世代じゃなくて分からないです」と笑いながら言うと、「えぇ!?」と物凄く驚かれた。3秒くらい僕が無茶苦茶悪い事をしたかのような目で見られた。ような気がした。

しかし店主の方はとてもいい人で、「1日前から入荷してるよ」とか、「欲しいCDあったら電話くれたら注文しといてあげるよ」とか「ここで買うと○○円安いよ」とか色々なお得情報をくれた。お釣りと一緒に飴もくれた。昔ながらの店構えで、こういう店員さんとの距離が近い店もいいものだと思った。飲食店では貰ったことあるけれど、CDショップで飴貰ったの初めてだなと思いながら、貰った飴を食べながら帰った。日差しが強い暑い日で、そんな日にミスマッチな味の飴だったのだけれど、美味しく食べれた。人の好意の味だ。詩人だ。

 

「胸踊るリズムに乗って 夏はまだ終わらない」-午後のパレード/スガシカオ